Lesson 2 ~■と●編~
前回の続きで、基本の直線と曲線を■と●で彫ってみます。
ちょっと画像が多いので、縮小してて見づらいかも知れませんが
興味をお持ちの方は下からどうぞ^^♪
まずカッターの刃は、2種類あります(30度と45度の刃)
それぞれ用途に応じて使い分けます。
先の折れた刃も周囲のお掃除などに使います。
前述した道具のほかに、カッターマット、毛抜き(ラジオペンチでも可)などを使います。
①トレーシングペーパーに下絵を描いた方をゴム版に擦り付けて、絵を転写します。
転写する際は、滑らかな金属(スプーンなど)を使い、漏れが無いように写します。
②転写したゴム版を切り離します。
この時、絵の周囲に充分な余白を持たせて、下絵に手が触れないようゴム版を押さえて彫ります。
③下絵の線と刃を平行になるようにして、刃を入れます。
どんな線を彫る時も、平行を心がけると歪んだりズレたりしにくいです。
刃が線に対して平行になってないと、修正しようとしてズレが大きくなります。
刃の角度は、刃先が線に対して外を向くように、倒しながら彫り進めます。
彫り上がりが / ̄\ ←こんな台形になるイメージで。
【四角(直線)を彫る】
④周囲を彫り終わりました。
⑤先に彫った線の反対側から刃を入れます。
 ̄ ̄\_/ ̄ ̄
上の赤い線の部分に切込みが入った状態です。
⑥⑤のように、曲げて、切り込みを浮かせたら、毛抜きなどで持ち上げてゆっくり引っ張り上げます。
ぐるりと周囲の不要な部分を剥がして行きます。
⑦周囲を剥がし終わりました。
⑧余分な周囲を切り離します。(カッターマット・雑誌などを下敷きにします)
この時、上に載せた先の折れた刃を使います。
下敷きを当てがって、刃全体を使うように切るので、先が無い刃の方が安定します。
残す印面を傷つけないように、刃の根元の位置に気を付けて。
⑨切り離しが終わりました。
【円(曲線)を彫る】
⑩曲線を彫る場合、少し手前から刃を入れ、カーブに合わせて線に乗せます。
直線と同じように、刃先を外に向けるようにカッターを倒しながら、
ゆっくりとゴム版を回して進めます。
⑪四角と同じように反対側からも切れ目を入れて剥がします。
⑫周囲を切り取ります。
⑬周囲にまだ余白があれば、少しずつ削り取ります。
⑭四角と丸のはんこが彫り上がりました。
⑮そのままでは捺しにくいので、練り消しでコルクや木片にくっつけて試し捺しをしてみましょ。
こんな感じに出来上がり(^^v)
*ご注意*
ゴム版は、机に置いて、利き手でカッターを持ち、もう一方の手でゴム版を回しながら彫ります。
刃の進む方向に手を置くと大変危険なので、ゴム版を固定する手を常に意識しながら安全に進めて下さい。
特に切り離しは、力を入れる事に集中して、
すぱーーーーっ!Σ(・ˇωˇ・;ノ)ノ
っと行ってしまいます。(ナゼ赤い字かお分かりですね?w)
私は指を切った事はありませんが、爪先を切り飛ばして、すっごい冷や汗が出ました(ははは)
油断大敵・安全第一で
彫りましょう
私からのお願いです( ̄人 ̄)
細かく説明しようとして、つい長くなってしまいましたが、
少しでもご参考になればいいなと思ってます。
長いスクロールにお付き合い頂いてありがとうございます^^♪
つづく
ちょっと画像が多いので、縮小してて見づらいかも知れませんが
興味をお持ちの方は下からどうぞ^^♪
まずカッターの刃は、2種類あります(30度と45度の刃)
それぞれ用途に応じて使い分けます。
先の折れた刃も周囲のお掃除などに使います。
前述した道具のほかに、カッターマット、毛抜き(ラジオペンチでも可)などを使います。
①トレーシングペーパーに下絵を描いた方をゴム版に擦り付けて、絵を転写します。
転写する際は、滑らかな金属(スプーンなど)を使い、漏れが無いように写します。
②転写したゴム版を切り離します。
この時、絵の周囲に充分な余白を持たせて、下絵に手が触れないようゴム版を押さえて彫ります。
③下絵の線と刃を平行になるようにして、刃を入れます。
どんな線を彫る時も、平行を心がけると歪んだりズレたりしにくいです。
刃が線に対して平行になってないと、修正しようとしてズレが大きくなります。
刃の角度は、刃先が線に対して外を向くように、倒しながら彫り進めます。
彫り上がりが / ̄\ ←こんな台形になるイメージで。
【四角(直線)を彫る】
④周囲を彫り終わりました。
⑤先に彫った線の反対側から刃を入れます。
 ̄ ̄\_/ ̄ ̄
上の赤い線の部分に切込みが入った状態です。
⑥⑤のように、曲げて、切り込みを浮かせたら、毛抜きなどで持ち上げてゆっくり引っ張り上げます。
ぐるりと周囲の不要な部分を剥がして行きます。
⑦周囲を剥がし終わりました。
⑧余分な周囲を切り離します。(カッターマット・雑誌などを下敷きにします)
この時、上に載せた先の折れた刃を使います。
下敷きを当てがって、刃全体を使うように切るので、先が無い刃の方が安定します。
残す印面を傷つけないように、刃の根元の位置に気を付けて。
⑨切り離しが終わりました。
【円(曲線)を彫る】
⑩曲線を彫る場合、少し手前から刃を入れ、カーブに合わせて線に乗せます。
直線と同じように、刃先を外に向けるようにカッターを倒しながら、
ゆっくりとゴム版を回して進めます。
⑪四角と同じように反対側からも切れ目を入れて剥がします。
⑫周囲を切り取ります。
⑬周囲にまだ余白があれば、少しずつ削り取ります。
⑭四角と丸のはんこが彫り上がりました。
⑮そのままでは捺しにくいので、練り消しでコルクや木片にくっつけて試し捺しをしてみましょ。
こんな感じに出来上がり(^^v)
*ご注意*
ゴム版は、机に置いて、利き手でカッターを持ち、もう一方の手でゴム版を回しながら彫ります。
刃の進む方向に手を置くと大変危険なので、ゴム版を固定する手を常に意識しながら安全に進めて下さい。
特に切り離しは、力を入れる事に集中して、
すぱーーーーっ!Σ(・ˇωˇ・;ノ)ノ
っと行ってしまいます。(ナゼ赤い字かお分かりですね?w)
私は指を切った事はありませんが、爪先を切り飛ばして、すっごい冷や汗が出ました(ははは)
油断大敵・安全第一で
彫りましょう
私からのお願いです( ̄人 ̄)
細かく説明しようとして、つい長くなってしまいましたが、
少しでもご参考になればいいなと思ってます。
長いスクロールにお付き合い頂いてありがとうございます^^♪
つづく
by blanc__et__noir | 2009-09-05 02:13 | ゴム版はんこの作り方